興和化学工業の商品紹介
蒸気ボイラの水処理剤として水管ボイラ、炉筒煙管ボイラ、小型貫流ボイラ用に開発され、近年は非リン系、FDA規格品原料だけで構成されたものが多く使用いただいております。
鉄鋼業において信頼性の高いヒドラジン系脱酸素剤のほか、食品工場で安心安全に使っていただける食品添加物規格原料の脱酸素剤でボイラを腐食事故から守っています。
蒸気が凝縮する際に蒸気ととも炭酸成分が凝縮水に溶け込み、pHが酸性域になり配管内を腐食させます。この障害を防ぐのが復水処理剤です。食品工場でも安心して使用できます。
硬度成分やシリカがボイラ内で濃縮されスケールとして熱伝達面に付着し伝熱阻害します。一度生成されたスケールはなかなか溶解するのが難しいものです。セパロはキレート剤の働きに運転しながら徐々に溶解させます。
タービンを回す蒸気には不純物の混入が最大の敵となります。純水給水することで障害も未然に防ぎ、高濃縮運転が可能となります。
通常の一般用蒸気ボイラには軟水給水が向いています。塩による再生ですので取り扱いが安全です。
濁色度成分が多く含まれる原水にはろ過装置によって除去します。ろ過装置には砂・アンスラサイト（無煙炭濾剤）が使用されます。
井戸水の鉄・マンガンの除去を目的に使います。一口に鉄・マンガンといっても多種多様ですので、目的とする水質に近づけるには濾剤の選定、設計数値が必要です。
プロセス薬注には自動薬注装置が欠かせません。給水量に見合った薬品注入には信頼性の高いダイヤフラムによる薬注をします。
ボイラ・冷却水の水質管理には現場での簡易分析が欠かせません。ｐＨ・導電率・酸消費量・塩化物イオン・硬度等を測定します。
冷房用の循環水は水の入替わりが少なく、従来水処理の意識がありませんでした。しかし老朽化した施設において冷温水管のトラブルは案外多く発生します。予防保全の観点から是非検討したいものです。
藻類の発生やレジオネラ属菌が検出された冷却水に対して投入し、短時間で死滅させます。また発生し易い環境下になるタワーには定期的に投入し、藻類やレジオネラ属菌の発生を未然に防ぎます。
ライニング鋼管が普及する前の建築物には所謂白ガス管が使われていました。これらの材料は経時劣化に伴い赤水が発生します。また給湯管のようにライニング管が使えない系でも赤水が見られます。厚生労働省ではこれら赤水の発生に対して建て替えまでの経過措置として給水用防錆剤の使用を認めています。有効性、安全性の観点から給水用防錆剤を認可し、販売業者にはその維持管理について一定の教育を受けた者が当たるようにしています。
開放系冷却水はクーリングタワーで濃縮され、水中の成分が熱交換器でスケール化し、冷凍機の効率を悪化させるだけでなく、冷媒の凝縮圧を上昇させ高圧カットを引き起こします。また30℃前後の水温は微生物の生息にも好適で、レジオネラ属菌等が発生します。これら冷却水の障害を未然に防ぐ水処理剤です。
●ダウエックス ●ダイヤイオン ●レバチット ●デュオライト ●ムロマック 取り除く成分に合わせてイオン交換樹脂の選定が必要です。
